木製外壁のウエザリング塗装

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このキットの箱のデザイン、ご存知の方もいらっしゃると思います。
これはアメリカ「Campbell」社の木製ストラクチャーキットです。
この木製外壁の塗装で塗料が剥げた状態を表現した過程の写真を何枚か載せてみました。

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キットから出した状態の外壁の質感です。

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最初に下地としてステイン(着色剤)を塗りますが、これは塗るというより沁み込ますという感じでしょうか。

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ステインが乾燥するとこんな風合いになります。
私はこのような感じも好きですね~
海岸の風雨にさらされた小屋などで、窓にランプの光が映ったりしたら最高(笑)

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ステイン乾燥後塗料を塗って、カッターナイフやドライバーの先で削り取ります。

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この写真は別のキットで、線路際の倉庫です。

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上の写真の外観はこんな感じです。
メーカーでは 鉄道模型レイアウトの中の建物として作られたのでしょうが 、 この家だけ飾っても、お部屋のインテリアとして十分な存在感があると思います。

Nアーノルドカプラー解放器(その4)

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径1mmの銅線を 折り曲げ、先端より18mmのところをマークしてください。

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ラジオペンチなどで挟んで、左右に広げるように折り曲げます。

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U字部分のアームを線径分開いて、平らにし上の写真のような形に曲げます。
道床に取り付けてから微調整をしますので、大体の形で良いです。

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アームの先端(a)を(c)の穴に入れて軸(b)を矢印の先に嵌めこむと、アーム先端(a)が(d)の穴から少しのぞく形になります。
1mm厚ヒノキ角材3ケ所を瞬間接着剤で取り付け、軸受を作ります。

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これを裏返して写真のように置き、手前のレバーを折り曲げます。
寸法は参考寸法ですので、実際の動きを見ながら曲げてください。
レバーを2mm押し下げて先端が床に当たった時、アーム中央部分が1mm上がる感じになれば良いと思います。
調整が終わりましたらアーム中央部分に幅4mm長さ15mmぐらいのプラ板や不要なパッケージの塩ビ板(厚さ0.3mm位)を曲げ癖を付けて接着します。
私は瞬間接着剤を使いましたが、他のものでもOKです。
実際にカプラーを解放してみて動作がうまく行くようでしたら、この上の写真のアーム軸受に取り付けた1mm厚ヒノキ角材3ケ所の上にプラ板などを貼って、蓋をして完成です。

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線路真横から見たアーム部分、約1mm突出した様子です。