カテゴリー別アーカイブ: ジオラマ400(1)架線

架線(17) 左右側面板

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この展示台に使用する架線は、スプリングで張力を与えてパンタグラフの押し上げ力を支えながら、直線性を保つ構造です。

したがって 架線の両端は線路の左右側面に取り付けた側面板で支えますが、この板にかぶせるように透明アクリル板を曲げて取り付けますので、まずコの字型に曲げるための寸法を決めます。

ベース端面をクレパスで写し取った絵と、架線柱と機関車の関係図を組み合わせて白ボール紙などに貼り、アクリルカバーの絵を描いてみます。
私は説明のためにこのような絵を描いていますが、ご自分で製作されるときは簡単な外形輪郭線などで十分だと思います。

幅は内寸法でベース+2~3mm 高さは自由に決めて下さい。
先に絵を描いてから寸法を記入しましたので、切りの良い寸法ではありませんが これでコの字型カバーを作ります。

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材料は透明アクリル板 厚さ3mmを使いました。
作業中 スリキズを付けないように保護紙を付けたままにしておきます。

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曲げたアクリル板の側面を図の上に立て、内側をサインペンで写し取ります。(赤線)
このマーク線をカッターナイフで切り抜き 上の写真の曲げたアクリル側面部分に合わせてみます。
うまく合えばOKですが右側と左側が違うことがありますので 注意が必要です。
(a)穴4ヶ所はベース側面に止めるための木ネジ用の穴位置、(b)角穴はレール位置を確認するための穴です。

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切り抜いた型紙をもとに 透明アクリル板を切断して取り付け穴を明けます。

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透明アクリル板をベース側面に木ネジで止め、上の写真のような型紙を作って 架線を止める径1.5mmの穴を2ヶ所明けました。

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こんな感じになりました。 ドリルで穴加工したところは白くなりますので、木ネジを外して穴内側を黒の塗料で塗っておくと目立たなくなります。

架線(16) 地面の表面

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地面の材料として 今回はオガ屑系のカラーパウダーを使わないで、上のスポンジパウダー4種で作ってみようと思います。
(1)・・・ターフ 若草色 T45
(2)・・・ターフ 黒土色 T41
(3)・・・コースターフ 明緑色 T63
(4)・・・コースターフ 緑色 T64

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地面の下地部分は黄色系の砂部分と粘土の地肌部分と石膏表面の部分がありますが、これらをカラーパウダーを撒いて下地が見えなくなるまでカバーするには大変です。
そこで塗装とパウダー撒きをミックスして地面の表面を作ります。 塗料は全てセラムコートを使用しました。
まず始めに岩の表面を アンティークホワイト#2001 と ストームグレイ#2542 を混ぜて塗り、これが乾きましたら表面にウエザリング塗装をして岩らしく仕上げます。

次に草地部分に ダークフォレストグリーン#2096  を薄めずに塗り、上から  (1) ターフ 若草色 T45 を撒いて 乾かし接着します。 幅5~6cm位ずつ進めましょう。
接着していないターフは乾燥後、筆などで払い落します。

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その次に土部分として ウォールナット#2024 を塗り (2) ターフ 黒土色 T41 を撒きます。
地面を作る順序として土色を先に撒いた方が良いように思いますが、後からの方が撒く量が少なくてすみます。
ここで全体に木工ボンド水溶液をかけて乾燥させて下さい。

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次に芽吹いた若草のように (3) コースターフ 明緑色 T63 をパラパラ撒いて行きますが、ところどころ下地が透けて見えるところを作った方が 良い感じになります。

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後は雰囲気をみながら (4) コースターフ 緑色 T64 を撒いて、全体に木工ボンド水溶液で固定します。

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最後に麻縄をほどいて作った草を植えて、地面の完成です。

架線(15) 地面の断面補強

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ベースの外周(地面の断面)にペーパーをかけます。

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不織布を輪郭より5~10mm位大きめに切り、少しの水で薄めた木工ボンドで貼ります。 下部は10mm位はみ出させ裏側に折り曲げて貼り乾燥させて下さい。

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乾いた不織布の上からもう一度木工ボンドを塗って乾かします。

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木工ボンドが乾きますと不織布が硬くなりますので、カッターナイフで楽に切ることが出来ます。
あまり深く刃を差込むと曲線部分が操作しにくいので、刃先が裏側に1~2mm出る位が良いです。

この側面部分の処理ですが、今回のようにベニヤ板などを使った場合、下地処理をして直接塗装でも良いと思います。
不織布を貼るのは私の好みで、細かな凹凸が軟らかい質感を出してくれます。

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全体にサンドペーパーをかけ、突起などを軽く落しておきましょう。