cranehilldisplay について

大好きなミニチュアモデルを身近に置くことは とても楽しいことです。 このモデルを実体感のある地面、道路、 情景の中に置いてあげれば 何倍ものイメージのふくらみと臨場感を 味わうことが出来るでしょう。 クレインヒルディスプレーは、 模型をより実感的に飾るための ジオラマ・情景模型を製作しています。 web site: http://www.cranehilldisplay.com/

発泡スチロール芯材の検証

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.How to build DIORAMAS が出版される約1年前に製作した「水辺の倉庫」が、リニューアルのため28年ぶりに手元に帰ってきました。
ベースの大きさおよび高さは W800mmxD350mmxH280mmです。
当時、ジオラマの地形ベースは石膏や粘土などを使用することが主流で、鉄道模型のレイアウトなどはかなり重量のあるものでした。
これをなんとか軽くできないものかと開発したのが、この発泡スチロールを芯材として表面を薄く木工ボンドと砂でシェル状に固めて覆う サンドシェル技法 (造語)です。
めったにない機会ですので、この技法の耐久性を検証してみることにしました。
上の写真の左側(A)の部分を切り取って内部をみてみます。

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カッターナイフで押したり引いたりしながら四角形に切断します。
このサンドシェル技法の特長は、軽量ということと 完成後の追加工が簡単にできるということです。 

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写真の(C)部分を拡大したものが下の拡大写真です。

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上のイラストで黄色の木工ボンドと茶色の砂でできた硬い層が サンドシェルです。
見た目の判断ですが非常に良い状態なので驚きました。最悪の想像では発泡スチロールがポロポロと劣化して崩れ、 サンドシェル が浮き上がって、造形物としての強度が保てないのではと思っていました
ところが発泡スチロールにはつやがあり新鮮な状態で(笑)、木工ボンドはカビなどの発生もみられず、適度な弾力性もあり強度も十分で安心しました
最初の写真の(B)部分のリニューアル後も載せておきます

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(a)レジン流し込みの水面は清掃後透明ツヤあり塗料塗布
(b)道路は下地サンドシェル、表面粘土粉ですがひび割れなどはありませんでした。
(c)地表面のターフは製作当初のままです。
(d)この部分は新しいターフをボンド水溶液で固定。ライケンも植え替えました。
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ジオラマ・情景模型とは?

ウィキペディアのジオラマ の項をご覧いただくと、その呼び名は ジオラマ、ディオラマ、ダイオラマ、情景模型、ジオラマの小作品をヴィネットと言う、などいろいろあるようです。
私などは最初に聞いた言葉がジオラマ・情景模型でしたので一番なじみのある言葉です。  したがってこのブログでの呼び名を ジオラマまたは情景模型とさせていただきます。
ではそのジオラマ・情景模型とはどのようなものなのでしょうか。

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How to build DIORAMAS by SHEPERD PAINE (ジオラマの作り方 ホビージャパン昭和56年-1981-10月号別冊)によれば

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「ジオラマの起源は、箱の中に作られた光景を、一方に開けられた小さな穴からのぞくものであった。・・・
しかし、現在では箱の中に入っていても いなくても、3次元の情景模型のことをジオラマと言っている。
これはジオラマの基本であり、単体あるいはいくつかのモデルが実体感のあるセットに置かれたものである。」とシェパードペイン 氏は述べています。
この後氏の話は [ストーリーを語りかける情景] と言うところに進んでゆくのですが、私の作るジオラマはあまり深く ストーリーを語ってはいません。(汗)
自分の大好きなミニチュアモデルを身近において楽しませてもらうのですから、より似合う舞台に飾ってあげたい。 そんな想いでジオラマを作っています。

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なおこの How to build DIORAMAS は新しく翻訳・補足された改訂版が出版されています。

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どうぞよろしく

 

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最近、自分もジオラマを作って見たいのですが、と言うお話を耳にすることが多くなってきました。

確かにジオラマ・情景模型の製作には、漠然としてつかみ所のない要素がたくさん含まれているような気がします。

これから私のジオラマ作りの一部を、できれば素材の作り方、砂やカラーパウダーの撒き方、固め方など、製作を始められる方の参考になりそうなことを書いていこうと思います。

実際に作られる方は、塗料・接着剤・カッターナイフ・その他の工具の使い方等ここでは説明が充分でない場合があります。危険のないようご注意下さい。

またプラモデルの組み立てについて、塗装やその他製作方法などは、ここでは説明いたしませんのでご了承下さい。(あまり得意ではありません)

ジオラマ・情景模型の作り方や素材は、30年前に比べてたいへん進歩している部分も、またあまり変わらない部分もありますが、それらのことを記した専門書などは多数出版されています。

また長年製作を続けられてご自分の技法・作風を確立されておられる方からご覧になれば、この製作ヒントはあまり参考にはならないかもしれません。

お気づきの点などご指導いただけましたら大変幸せです。どうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

 

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