「アメリカン・ジャズバー(32)」完成

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上の写真が完成写真です。部屋の照明を少し暗くして、ジャズバーの照明を点けて撮影しました。

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組み立てはベースパネルに右側のアンプ室を木ねじ止めして固定し、各プレーヤーをパネルのマーク位置に並べます。
中央の溝(A)の中にコードを収納しながら整理して、コネクターをアンプに差し込み、
接続を確認しOKでしたら建屋を上から静かにブロック(B)にかぶせます。

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リトルジャマーのボーカリストを配置しない場合は、小さな植木などを置いても良いと思います。
この建屋の縮尺は約12分の1ですので、ドールハウスの小物がうまく合います。
いろいろ置いてみるのも楽しいと思います。

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建屋の天井に取り付けた照明はリモコンで色を変えたり、フエードしたりフラッシュしたり出来ますので、演奏する曲に合わせて演出できます。

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部屋の照明を全部消してジャズバーの照明だけにして見ました。
こんな感じになります。

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バー入口付近の照明はこんな感じになります。

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建屋右側の窓の奥にバーがあります。
これに使用したお酒のボトル、スタンド、レジスターなどはドールハウスのパーツです。
椅子は市販品にちょうど良いものが無かったので自作しました。
コーヒーメーカーは小物グッズのお店で見つけました。

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この二枚はピアノとベース二人の、ジオラマの中に置いた時の写真です。
手前に窓があったり、後ろに壁があったり、ポスターがあったりすることによって、ジャズメンの雰囲気もより生き生きとして来ると思います。
これでアメリカンジャズバーは完成です。
最後までお読みいただきありがとうございました。 (完)

「アメリカン・ジャズバー(31)」アンプ室

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バーの入口、ピアノのあるジャズメンの控室、リトルジャマーのアンプを収納する場所を一体化したボックスを製作します。
前面パネルの加工寸法は上の写真のようになります。
材質はラワン合板と書いていますがこの写真はシナ合板を使っています。
どちらを使っても良いと思いですが、それぞれ一長一短がありますので確認してみて下さい。

 

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パネルの裏側はこんな感じです。
角材の 表面にニスを塗っていますが写真撮影のために塗りました。

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アンプ下側の格子は、厚紙にガイドになる線を書き入れそれを目安に接着して行きます。

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ヒサシは三角材などを使ってしっかり接着します。
外灯は接着面積が少ないので、周りに盛り上げるように接着剤を塗っておきましょう。
ドアやグリーンの縁回しなどは、塗装した物を取り付けます。
その方が塗り分けがないので綺麗にまとまります。

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上部にもヒサシを三角材を使ってしっかり取り付けます。

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取り付けが終わりましたら全体を白く塗って乾きましたら、中間グレー色をスポンジなどでスタンプのように押して、塗装が剥げた感じを出します。

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照明については「こんな感じになりました」という写真のみにしました。
半田付けの問題もありますし、コンセント差し込み型の模型用LEDランプも市販されていますので、いろいろアレンジしてみて下さい。

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ヒサシのトタン板は片面波板のデザインボードを使用しました。
好みの色にスプレーで着色して乾きましたら、裏側の平らな紙に水を軽く吹くと、波板と裏紙が剥がれます。

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完成したアンプ室はこんな感じです。
二階のジャズメン控室の窓からピアノが見えますね。
演奏の打ち合わせ、や談笑が聞こえてくるようです。