「落ち葉」を撒いて接着

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以前製作した「落葉樹」のジオラマをリニューアルしたので、落ち葉の部分だけをまとめました。 完成した様子が、上の写真になります。 ベースは発泡スチロール板、樹は銅線を巻いて製作、根元部分は木片を埋め込んで補強し、 地面はおが屑を着色した自家製カラーパウダーを撒いて、木工ボンド水溶液で固めてあります。

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まず落ち葉を公園や山などから拾ってきます。10cmくらいのものが数枚あれば十分です。 私はいままでに拾い集めたものが沢山ありますので、その中から適当に選びますが、葉の種類によればパリパリに乾いてしまって、使えないものもあります。 霧吹きで湿り気を与えて使うこともできますが、その辺は実際にテストしてみて下さい。 切り抜きは、図工で使う彫刻刀の中の「丸ノミ」を使います。

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次に切り抜いた落ち葉を指で摘まんでパラパラと撒きたいのですが、砂のように粒状ではないので、綺麗にバラけてくれません。 もちろん束になって落ちたものは、ピンセットや妻楊枝などでうまく配置してあげればOKです。

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綺麗に撒き広げるために、私は側面が籠のように穴のあいた鉛筆立てを使いました。 写真は落ち葉を入れて上からのぞいた様子で
す。

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この鉛筆立てを横にして静かに振ると、割とうまくパラパラと落ちてくれます。

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撒き終えましたら、重なりや見た目のバランスなどを整えて・・・

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木工ボンド水溶液を霧吹きで静かに吹きかけます。 一回目は仮止めと考えて下さい。隣同志の葉が繋がる程度ですがとりあえずこれ
で一日乾燥させます。

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今度は裏側に木工ボンド(原液)を竹串の先などに付けて塗りこみます。 または水溶き木工ボンドの濃い目の物を、先パイプを細く加工したスポイトを使って葉の裏側に注入します。

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最後に枝に残る葉を、数枚ピンセットで接着して完成です。

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地面と枯れ草の境目あたりの落ち葉はこんな感じになりました。

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