中にLEDをいれ窓からもれる灯りを楽しむことは、ジオラマストラクチャーの定番となりつつあります。
市販されているキットなどでは、窓枠はパーツとしてセットされている場合がほとんどで問題はないのですが、自作の場合は別に購入しなければなりません。
ここでは、購入品のような精密さはないものの、なんとか代用できそうな窓枠を作って見たいと思います。
まず図面の上にトレーシングペーパーを乗せ、窓の外枠と棧を写し取ります。
筆記用具はマジックインキ・マーカー・サインペンなどを使用します。
このトレーシングペーパーを原稿にして、OHPフィルムにコピーします。
私はレーザープリンターでコピーしましたが、OHPフィルムとコピー機の組み合わせは いろいろあるようですので、フィルムの説明書にしたがって試してみてください。
この写真は、コピーした面をタミヤウエザリングマスター(A)セットを使って ウエザリングしているところです。
厚紙(白ボール紙)などにコピーした紙を貼ります。 ノリはヤマト糊を水で薄めて使いました。
薄め方は糊1に対して水2~3位です。 このとき厚紙の方も濡れタオルなどで拭いて裏表共湿らせておきます。
ノリが乾燥しましたら、板張りの部分を薄く塗装して乾かし、オレンジ枠をカッターナイフで切り抜いてください。
裏にコピーしたOHPシートを必要な大きさにきって、ボンド・ウルトラ多用途接着剤で貼りました。
窓穴オレンジ色の枠(a)と、窓縦棧(b)を両面テープの裏紙を剥がして貼ります。
この細切りの厚紙は、切断前に裏側に両面テープを貼っておきます。
塗装も先に済ませておきます。
細切り厚紙は貼り終わったあと全体の様子を見ながら、色の調整をします。
家の外壁、前後左右4枚が完成しました。 4スミを角材で補強して木工ボンドなどで組み立ててゆきます。
そのうちの一枚に木の紙の細切りを貼って羽目板(A)を試作して見ました。
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