天井照明付きアクリルカバー

bim2d-2ab
前に製作した照明付き家を飾るための天井照明付きのアクリルカバーを作りました。
ケースの天井に青色のLEDを取り付け、調光器で 明るさが調節できるように なっています。
上の図は横から見た断面図です。
全体は3個のパーツに分解出来ます。

1.床下配線ボックス・・・・・・床下に空間を作って、調光器、コネクター、トグルスイッチ、
などを取付けて これらを端子板を使って配線します。

2.透明アクリルボックス・・・C型角柱状に曲げた透明アクリル板の背面開口部に4mm
シナ合板を貼って、黒色に塗装しました。

3.天井照明ボックス・・・・・・幅30mmの板でアクリルボックスの内側に入る四角い枠を作り、
上にアクリルボックスの外形に合わせた4mmシナ合板を
貼リます。 天井内側に青色LEDを端子板で取り付けます。

bim2_4821
床下配線ボックス(1)を背面より見たところ。
パネルに調光器とフューズホルダーが付いています。
手前のACアダプターは12v-1A出力のもので、フューズは0.5Aを取り付けました。
(a)はモデルの家につなぐ電源ケーブルです。

bim3_4816
(b)は天井へ行く電源ケーブルのコネクター
(c)(d)は調光器
(e)はフューズホルダー (0.5Aを取付けました)

bim4a_4817
床板の裏側に端子板を少し浮かせて取り付けます。 浮かせる理由は裏側を通る線もあるからです。

この写真は、私が中学生だった頃のラジオ工作を思い出させてくれます。 アルミシャーシを加工して部品を取付け、それぞれの端子を結線図通り繋いでハンダ付けし、電気の原理はわかりませんでしたが 短波受信機などを作っていました。
この端子板はジオラマ照明にはオススメです。  配線のチェックが しやすいですし 付けたり外したりしても端子がしっかりしています。

bim5_4808
これは天井照明ボックスを下から見たところです。

bim6_4813
天井の青色LEDを3個ずつにして、それぞれに抵抗を入れていますが、今回ちょうど良い抵抗値がありませんでしたので2個直列につないでいます。
写真では端子板をエポキシ接着剤で接着しましたが、木ネジで止めたほうが後々便利です。

bim7_1737
C型角柱状に曲げた透明アクリル板の背面開口部(f)(g)に橋渡しをするように4mm厚 シナ合板を黒色に塗装して貼りました。

bim8_4824
3個のパーツを組立て、天井照明を点灯した状態です。
青の光が強すぎる場合は、3個の内の1個を白色に変え、調節します。
または全部白色にして、青色のアクリル板でカバーしても良いです。

bim9_4974
ケースの中に家を入れて点灯しました。
写真撮影のため、天井照明を強くしたので バランスがおかしいですが、窓明かりと月明かりをうまく調節するといい感じになります。

調光ユニットについて

今回使用した調光器は エーモン工業株式会社製調光ユニット(品番1850)です。
この製品は本来 カー用品として販売されているものです。 したがって電源はDC12vバッテリーを 使用しますが、ジオラマ照明ではACアダプターを使いたいので、それが可能かどうかお聞きしました。
その結果 使用可 のお返事をいただきましたので、このブログに掲載させて頂きます。

bim10_5185
ただし以下の使用条件を守ってくださいとのことです。
1・・・まず車用としての使い方がパッケージに書いてありますが
よく読んでください。
2・・・ACアダプターの出力電圧は12vが安定していること。
3・・・出力1A以下を守ること。 特に電球を使う場合 は注意が必要です。
(私の場合調光ユニット1個当たり0.5A位までにしています。)
4・・・フューズ1Aを入れてください。 (私の場合0.5Aにしています。)
5・・・使用は自己責任でお願いします。

上記注意事項を守っていただいた上で、私は 誰も居ないところで点灯したままにしておかないとか、時々発熱などのチェックをしてみる。等の注意が必要だと思います。

 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中