天井照明付きアクリルカバー

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前に製作した照明付き家を飾るための天井照明付きのアクリルカバーを作りました。
ケースの天井に青色のLEDを取り付け、調光器で 明るさが調節できるように なっています。
上の図は横から見た断面図です。
全体は3個のパーツに分解出来ます。

1.床下配線ボックス・・・・・・床下に空間を作って、調光器、コネクター、トグルスイッチ、
などを取付けて これらを端子板を使って配線します。

2.透明アクリルボックス・・・C型角柱状に曲げた透明アクリル板の背面開口部に4mm
シナ合板を貼って、黒色に塗装しました。

3.天井照明ボックス・・・・・・幅30mmの板でアクリルボックスの内側に入る四角い枠を作り、
上にアクリルボックスの外形に合わせた4mmシナ合板を
貼リます。 天井内側に青色LEDを端子板で取り付けます。

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床下配線ボックス(1)を背面より見たところ。
パネルに調光器とフューズホルダーが付いています。
手前のACアダプターは12v-1A出力のもので、フューズは0.5Aを取り付けました。
(a)はモデルの家につなぐ電源ケーブルです。

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(b)は天井へ行く電源ケーブルのコネクター
(c)(d)は調光器
(e)はフューズホルダー (0.5Aを取付けました)

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床板の裏側に端子板を少し浮かせて取り付けます。 浮かせる理由は裏側を通る線もあるからです。

この写真は、私が中学生だった頃のラジオ工作を思い出させてくれます。 アルミシャーシを加工して部品を取付け、それぞれの端子を結線図通り繋いでハンダ付けし、電気の原理はわかりませんでしたが 短波受信機などを作っていました。
この端子板はジオラマ照明にはオススメです。  配線のチェックが しやすいですし 付けたり外したりしても端子がしっかりしています。

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これは天井照明ボックスを下から見たところです。

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天井の青色LEDを3個ずつにして、それぞれに抵抗を入れていますが、今回ちょうど良い抵抗値がありませんでしたので2個直列につないでいます。
写真では端子板をエポキシ接着剤で接着しましたが、木ネジで止めたほうが後々便利です。

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C型角柱状に曲げた透明アクリル板の背面開口部(f)(g)に橋渡しをするように4mm厚 シナ合板を黒色に塗装して貼りました。

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3個のパーツを組立て、天井照明を点灯した状態です。
青の光が強すぎる場合は、3個の内の1個を白色に変え、調節します。
または全部白色にして、青色のアクリル板でカバーしても良いです。

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ケースの中に家を入れて点灯しました。
写真撮影のため、天井照明を強くしたので バランスがおかしいですが、窓明かりと月明かりをうまく調節するといい感じになります。

調光ユニットについて

今回使用した調光器は エーモン工業株式会社製調光ユニット(品番1850)です。
この製品は本来 カー用品として販売されているものです。 したがって電源はDC12vバッテリーを 使用しますが、ジオラマ照明ではACアダプターを使いたいので、それが可能かどうかお聞きしました。
その結果 使用可 のお返事をいただきましたので、このブログに掲載させて頂きます。

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ただし以下の使用条件を守ってくださいとのことです。
1・・・まず車用としての使い方がパッケージに書いてありますが
よく読んでください。
2・・・ACアダプターの出力電圧は12vが安定していること。
3・・・出力1A以下を守ること。 特に電球を使う場合 は注意が必要です。
(私の場合調光ユニット1個当たり0.5A位までにしています。)
4・・・フューズ1Aを入れてください。 (私の場合0.5Aにしています。)
5・・・使用は自己責任でお願いします。

上記注意事項を守っていただいた上で、私は 誰も居ないところで点灯したままにしておかないとか、時々発熱などのチェックをしてみる。等の注意が必要だと思います。

 

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照明付き建物と展示台

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アメリカ・バーミルズ社の 木製ストラクチャーキットを組立て、電球を取付けて飾る、展示台をつくりました。
キット名は”WICKED WANDA’S” (1/87) といいますが、Web内の作例を見ますと、作る方によってそれぞれ工夫をされています。
レストラン、倉庫、住宅など ご自分が想像できるものであればなんでもOKと言う感じです。
上の写真 (Webページより転載) のなかで、右下の看板、自動車、人形、周囲の草木などは キットに付属しません。

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ホワイトメタルパーツは入っていましたが今回は使用しませんでした。

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部品、作り方説明書、パーツリスト、ホワイトメタルパーツなどが、透明プラスチックケース(160x110x35mm)に入っています 。

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レーザーカットのデーターをそのまま使ったようなパーツリスト。

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これは航空ベニヤをレーザーカットしたものから、部品を切り出した後の端材。 使う場所によってまとめられているので、同じ色のスプレー缶塗料で吹付することが出来ますが、厚み部分は後で筆塗りになります。

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説明書は、私の場合  写真とイラストが頼りです。^-^  初めて作るキットでは間違いもありますが、なんとか まとめることは出来ます。

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出来た家のムギ球をテストしました。

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次に配線その他を収納するベースを作ります。 スタイロフォームなどでも良いと思いますが、ここではファルカタ材(南洋桐)を使いました。
厚み35mm位になるように貼り合わせ、片面に2mm厚のコルク板を貼ります。
コルク板は貼らなくても良いのですが、置く時の感じ、スベリ止めなど良い雰囲気になりますので、ひと手間かけて貼っておくと良いです。
まず内側をU字形に切り抜き、コルク板の反対面に4mmのシナ合板を貼って、乾きましたら外側の輪郭をジグソウで切り抜きます。

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上右側にトグルスイッチ、左側に端子板、下右側にピンコネクター、左側にフューズホルダー、を配置しました。
ベースの外周は軽くサンドペーパーを掛け、不織布を木工ボンドで貼っています。

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地面はシナベニヤの表面に木工ボンドを塗って砂を撒いて固め、粘土粉をすり込みます。
前に製作しました 白い小さな家(5)-(8) を参考にしてください。

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降り注ぐ月の光は、蛍光灯に青いカラーフィルターを当てて作りました。
ムギ球は12v用を使いましたが、明るすぎましたので、電圧を9v に下げています。

壁塗料で作る岩の複製

情景模型を製作するとき、岩や石垣、石積みの壁など複製出来たら良いなと思うものがあります。
その場合これらの原型を造り、シリコーンゴムで型を取って石膏などで成形することがありますが、この成型品は強度を得るためある程度の厚みが必要で、目方も重くなりまた切断することも大変でした。
今回の岩の複製は塗料を薄く固め、間にガーゼをはさんで強度を保ち、これをハサミやカッターナイフで切断して使用するというものです。

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使用した塗料は エスケー化研株式会社のベルアート という壁塗料を使いました。 これはひび割れを防ぐためか適度な弾力があり、また 壁模様の成型も行なうため、乾燥後の角のダレもなく大変使いやすい塗料です。
ただ小さな缶での販売がないようなので、ご紹介するには少し問題があると思いますが。
私は他の塗料を試していないのでわかりませんが、弾力性があって乾燥後にある程度のシャープさを保持出来るパテなどでも使えるのではないかと思います。
また木工ボンドと砂を1:1に混ぜたものを薄く塗り、乾いてからまた塗って2~3回繰り返せば使えます。 ただFRPのような硬さになりますので切断するのが大変です。

まずシリコン雌型の内側に石けん水を塗って乾かし、次にベルアートを原液のまま型内面に良く塗り込みます。

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ウォルサー社の岩成形用ゴム型を使う場合は特に入念な離型処理が必要です。

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塗料の薄い部分はわりと早く(1日位)で乾くのですが、奥まで入り込んだ塗料が乾くには3日位かかります。
反り返してヒビ割れが起きるようでしたら乾きましたので、このまま上にまた塗料を塗り・・・

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全面に塗り終わりましたらガーゼを乗せ、先に塗った塗料と一体化するように硬めの筆でたたくように塗ってゆきます。

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これが乾くのを待って(3日位かかります)端から静かに剥がして下さい。 溝深く入っているところは乾ききっていないところもあります。

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必要に応じてハサミなどで切って使用します。
塗料の中に細かい砂が入っているため、ハサミが切れなくなることがありますのでご注意下さい。

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出来上がった成型品の表面が上の写真です。

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セラムコート(水性塗料)で塗装しました。 塗料の乗りは良いです。

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この写真は壁塗料が乾燥後、シリコーン型から取り出す前に発泡ウレタンを流し込んで発泡させ裏打ちしたものです。

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これは別の成型品の塗装例です。 やはりセラムコートを使用しています。

以下の写真は ジオラマに組み込んだ使用例です。
先に岩の表面を塗装して必要な部分を切り出し、組み合わせて発泡スチロールのベースに接着します。 繋ぎ目を石粉粘土や砂で埋めて、乾燥後小石やカラーパウダーを撒いて仕上げました。
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