上の写真の枕木はHO16.5mm用 、バスウッド材を使用した市販品です。
実測寸法値は、厚さ1.8mm 幅2.4mm 長さ29.8mm でした。
これは厚さ2mmのシナ合板を、幅30mmに切って、木目方向に幅2.5mmずつカッターナイフで切断しています。
他に厚さ2mmのハードバルサを同じように切って、3種類の枕木を用意しました。
これをステインに浸して着色します。
今回は ワシンの ミネステイン オーク色 油性を原液のまま使用しました。 ステインが行き渡ったところで、新聞紙などの上に乗せ油を切り、新聞紙を新しいものに替えて乾燥させます。
かなり臭いが強いので、外に出して置いた方が良いです。
水性ステインでも良いのですが、油性に比べて色の染込み方が少ないです。
枕木を並べる冶具板を厚紙で作ります。 マスキングテープかセロテープの糊面を上にして両端をテープで止め、枕木を1本ずつ貼り付けます。
下地色を塗ったベースの表面に 木工ボンドを塗り、治具板より外したテープを裏返して乗せます。
これは枕木テープを剥がすときに、枕木の両端を押さえる道具ですが・・・
こんな感じで使います。
テープを剥がしましたら、全体にバラストを乗せ軽く押しつけて、余分なものをはらい落します。
木工ボンドが完全に乾燥しましたら、当て木に巻いた#240位のサンドペーパーで、枕木表面を平らに削って 削り粉を掃除機で吸い取り・・・
枕木の地肌に、薄く溶いたステインを塗って調子をととのえます。