発泡スチロールの表面に、あらかじめ防風柵、流木、ビンなどを埋め込むための凹みを作っておきます。
この凹みを埋めるように粘土で表面をなだらかに成形して行きますが、粘土を乗せる前に木工ボンドを塗っておきましょう。
作業は2回に分けて行なうため、とりあえず上半分に塗ります。
この木工ボンドは原液の量の1割り位の水で薄めた物を使いました。
砂浜の下地を成形する材料は、パジコ社のプルミエ(Premier)という軽量石粉粘土を使用しました。
これを幅4cm位にカッターナイフで切り出し、粘りが出るまでよく錬って下さい。
直径3cm位に丸めた粘土を乗せ、指で発泡スチロールに押しつけながら伸ばしてゆきます。
下半分にも木工ボンドを塗り、粘土を追加しながら 穴を埋めるように なだらかに成形します。
こんな感じに砂浜の表面を作りました。
右側の粘土の塊が余ってしまいましたが、これはパッケージの袋に戻して口をテープでふさぎ、さらにビニール袋などに入れて密閉しておけば また次の機会に使えます。
また錬った時の硬さは水を混ぜて調節することが出来ます。
防風柵、流木、ビンなどを、それぞれの位置に埋め込んで様子を見ましょう。
良いようでしたら 草を植える位置にボールペンなどで穴を明けます。
この時(A)部分のように穴の縁が盛り上がってしまうことがありますが、この盛り上がり部分は粘土がまだ軟らかいうちに、指で押したりしておくと良いです。