山道のダンプトラック(10) アクリル カバー

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完成したジオラマステージに追加してアクリルカバーを取り付けてみたいと思います。
底部外周 縁回しの塗装をサンドペーパーで剥がし、 もう一枚2.5mm厚のベニヤ板を貼ります。

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その外側に30mm×5mmの平角アガチス材を化粧枠として貼り、ニスを塗って仕上げます。 内側2枚重ねのベニヤ板は、高さが25mmなので、化粧枠の内側に約5×5mmの溝ができることになります。

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次に背景パネルを作りますが、今回は背面と前面に黒の紙貼りベニヤ板を使いました。 間のスペーサーは使用するアクリル板の厚み+1mm位のベニヤ板を使います。
この場合はアクリル板が2mm厚でしたので、3mm厚のベニヤ板を使用しました。

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マークに合わせて木工ボンドでスペーサー(中板)を貼り、上に重しを載せて乾燥させます。
三枚同時に貼り合わせても良いのですが、ズレることもありますので、ここは片側を先に乾燥させ2回に分けて貼りました。

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こんな感じに貼って、ベニヤ板のバリなどをサンドペーパーで仕上げ黒色で塗装しておきます。 両側の溝に アクリル板をはめ込みます。

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背景画は  WALTHERS社製(米国) 鉄道模型用イラストを使用しました。 上の写真 中央部の左側の部分です。 (カタログ写真を複写)
ほかにカレンダーの写真や プリントアウトした写真、またはご自分で描かれたイラストなども使えますが、ジオラマ背面の岩山と 背景パネルの空の面積とのバランスを見ながら 背景を決めてゆきます。

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今回はまわりに10mm位の幅で黒枠を残したかったので、マスキングテープを貼りました。 この後全面にスプレー糊を吹き付け、位置決めした背景画を貼り・・・

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カッターナイフでマスキングテープの内側を切断します。

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マスキングテープを剥がして・・・

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背景パネルの出来上がりです。

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これを背面に立てて感じを見ます。

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次にアクリル板を加工します。 外形寸法は化粧枠の溝に合わせ、高さは背景パネルに合わせます。
A部分は背景パネル左右の溝にはめ込みますが、この曲げ幅が少ないと側面がそってしまいますので注意が必要です。 今回は高さ300mmに対して35mm幅にしました。
Bの線はマジックペンによる折り曲げガイド線です。 折り曲げ時の熱が冷めた後 シンナーをしみこませたティッシュペーパーで拭き取ります。 折り曲げ熱による透明アクリル板の表面への影響はありませんでした。
(アクリル板の説明書ではシンナーや油性ペンを使うことは絶対不可となっていますのでよろしくお願いいたします)

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上面は3mm厚透明アクリル板の4隅に径2mmの銅リベットを差込み、2~3mm突き出させてずれ止めにします。

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これでアクリルカバーの完成です。

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