ベース側面の化粧板を 水性ニスで塗装します。　下から20mm高さ までテープでマスキングしていますが、ここには最後に化粧枠を接着します。

まず先に側面の板と地面の稜線を塗り分けます。

次に岩や道路全体を同じ色で塗りつぶします。
使った絵の具は セラムコートNo.02025（茶）　No.02078（黄）を約5：5に混ぜたものです。　もちろんブルー系でもグレー系の色でもかまいませんので自由に選んでください。　色が違いますと雰囲気も全く変わりますので、色選びもまた楽しみの一つです。

これが全体を塗った状態です。　ここで一旦 完全に乾かします。

次に岩や地面に変化をつけるため ウォッシング  を行います。　これは薄く溶いた絵の具を凹みに沿って流し込み、陰をつけるような作業をいいます。
使った絵の具は セラムコートNo.02025（茶）　No.02506（黒）　No.02078（黄）を約5：1：4に混ぜたものです。

色を塗るというよりは 筆に絵の具をたっぷり含ませて 上から流し込んで・・・

流した絵の具が乾かないうちにティッシュペーパーを丸めて押しつけ、濃淡を作ります。

写真奥の山部分がウォッシングを終了して乾いた状態、手前部分がウォッシングする前の状態です。

全体にウォッシングをして完全に乾かしたあと、ドライブラシをかけます。　ここでは白の中に 塗りつぶしに使った色を少し混ぜて使います。

幅3cm位の硬めのハケに 絵の具をよくすりつけて半乾きにしたもので、岩の表面を サッサッサッと往復させ岩や地面の 表面をこすり・・・

全体にドライブラシをかけた状態が このようになりました。