外周に取り付けられたベニヤ板の形状に沿って、深さ5~10mm位の切り込みを入れます。
ドライバーや発泡スチロール彫刻具を使って、発泡スチロールを崩してゆきます。
前景と背景部分の成形が終わりましたら、中央の車を展示する部分に 車の轍をつけますが、 ここには後で粘土をのせますので、少し凹ませておきます。
この凹みは キッチンペーパーを丸めて ラッカーシンナーを筆で少し塗り、軽くサーっと表面をこすります。
成形するとき崩した塊の中から 岩として使えそうな形を選んで・・・
乾燥後 大きな凹みには粘土などを詰めておきましょう。
まず木工ボンドを一割ぐらいの水で薄め これを筆で塗って、粘土の接着を良くします。
粘土を細い棒状に丸め 隙間に詰め込んでゆきます。
この粘土は 軽量石粉粘土 プルミエ というものを使用しました。
轍部分に木工ボンドを塗り 紐状に丸めた粘土をのせます。
この粘土紐を薄く押し伸ばして・・・
展示する車の前輪のみを押しつけて パターンをうつします。
こんな感じで一応 成形終了としますが、この後の作業中でも変更したいところがあれば カッターナイフで切り取ったり追加したり することができます。
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