山道のダンプトラック(9) 完成

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情景部分 が完成しましたので ミニチュアモデルを置いてみます。 これでようやくジオラマらしくなってきました。

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ここにのせるモデルは やはり箱から出したばかりの新車よりも、少しウェザリングを施してあげた方が似合うような気がします。
ウェザリングはエナメル塗料のジャーマングレイ色 パステル粉 粘土粉などを使っています。

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車を情景モデルの中に置く場合 タイヤと地面の接点が その雰囲気に かなり影響してきますので、最初から岩の配置とタイヤとの位置関係を考えておかれると良いと思います。

たとえば上の写真の場合 前輪のタイヤと草のカブリ具合、前輪と後輪の間の岩、後輪のタイヤにかかる小岩などです。
もちろん見る位置が変われば 条件も変わってきますが、できるだけたくさんの方向から カッコ良く見られるように、いろいろ考えることも楽しいです。

これで 「山道のダンプトラック」 は 完成です。

参考写真
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=548011628600370&set=a.390822657652602.89453.390813520986849&type=1&theater

山道のダンプトラック(8) 草や木を植える

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麻ロープの繊維で作った草や ウッドランドシーニック製の樹木キットを使って、草や木を植えます。

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まず植える場所に穴を明けます。 この穴は失敗してもかまいませんので、配置を確認する程度の気楽な気持ちで とりあえず明けてみます。 後で不要な穴を埋める場合は木工ボンドを詰めて、表面に カラーオガ屑 カラーサンド カラースポンジ粒 などを撒いて塞ぎます。

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植える位置が決まりましたら 木工ボンドノズルの先端にセロテープを巻き付けて先を細くし、奥の発泡スチロール部分にも十分木工ボンドを塗ります。

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草や木を植える位置はここにという決められた場所はないので難しいです。 少しでもおかしいなと思われた時は、迷わず抜いて移動して見ましょう。

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こんな感じで植えて見ました。
ベースは少し低いかなと思いましたので10mm角材で かさ上げして 周囲にベニヤ板を貼り、黒の水性塗料で塗装しています。

山道のダンプトラック(7) 地面の表面(その2)

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道路部分が完全に乾きましたら 枯れ草として茶色のカラーオガ屑を撒きます。

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ここにもまた木工ボンド水溶液をスプレーでかけて乾燥させます。

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次に焦げ茶色のパウダーを陰の部分に撒きます。 筆を箒のように使ってならし・・・

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また木工ボンド水溶液をスプレーして乾かします。

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下地の影の部分が乾きましたら、次はその上から ライトグリーンのスポンジ粒(小さな粒)を親指と人差し指に挟んでパラパラと撒きます。
これはスポンジ粒でなくて、カラーオガ屑でもOKです。

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こんな感じで撒きました。 この状態で木工ボンド水溶液をスプレーして固定してしまうと 、次の作業が楽なのですが、ここではまたその上に濃い緑の粒の大きなスポンジを撒きました。

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これでOKならば良いのですが、もし不都合な時は上だけを取り除く事は難しいので、両方とも一緒に筆などで掃いてやり直す事になってしまいます。
慣れないうちは一色ずつ木工ボンド水溶液で固定して行く方が良いと思います。

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これを撒き終えましたら木工ボンド水溶液をスプレーします。

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これで小石、小岩、下草のところまで完成しました。

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この写真は上のA部分の拡大写真です。