地面や舗装されていない道路の表現に使う素材を作ります。
サンドシェルによって固められたベース表面に、粘土粉、砥石粉、砥の粉などの粉末をすり込みます。
その上に色の違う粉を擦り付けてニュアンスを付けます。最後に霧吹きで水をかけたり、ボンド水溶液をかけて固めます。
粘土粉の厚みやベースの状態により乾燥後小さなひび割れができることがありますが、これには上から粘土粉を擦り込んで水やボンド水溶液をかけておきます。
初期段階の補修をした後はほとんどひび割は起こりません。
上の写真は地面や道路の表面素材の一部ですが、使用目的が本来の使い方ではありませんので、ほとんどその色で選んでいます。
左から、蛙目(ガイロメ)粘土、砥石粉(トイシコ)、地之粉(ジノコ)、砥の粉(トノコ)赤口(アカグチ)です。
この記事を書くに当たって、どこか少量通販をしているところは?と探したところ、
こちらを見つけました。
早速購入してみたものが下の写真です。
パッケージがしっかりしていて、とても良いものでした。
左が蛙目粘土、右が木節(キブシ)粘土で共に1kg入りです。
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地面や道路に含まれる小石・小岩の作り方
まず容器に木工ボンド水溶液を入れます。
ここに薄く溶いたアクリル絵の具などを混ぜると、小石や小岩に色を付けることが出来ます。 (3.2.追記))
その中に蛙目粘土を入れます。
割り箸などでだいたいかき回した後、指で練りますが・・・
水気が足りないようでしたら木工ボンド水溶液を少し入れます。
粘りが出るくらいまで練ったら小さくちぎって乾燥させます。
乾いたものを百円ショップで買ったすり鉢などで砕いて・・・
すり潰し角に丸みを与えます。
このあたりは表現する情景や縮尺により適宜調整します。
出来た小石や小岩に蛙目粘土の粉を加えて・・・
容器に入れて保存します。
小石や小岩を作るのは粘土質のものの方が良いです。
砥石粉、地之粉、砥の粉などを使うときは木工ボンド水溶液を濃いめにしなければなりません。
サンドシェルベースの上に小石・小岩入り粘土粉を擦り込み、別の色の粉素材でニュアンスをつけて、木工ボンド水溶液で固めたものが上の写真です。.