木工ボンド水溶液の使い方

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製作するジオラマが小型のものであれば、木工ボンド水溶液を使う量も少ないので 上の写真のような容量3cc位の小さなプラスチック製スポイトで十分です。
ところがこのスポイトは 先端ノズルの径が太く、左側の空気だまり部分が少し硬いので 細かな作業がやりにくい欠点があります。
そこで先端ノズルを細く改造してみたいと思います。

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まずスポイトを回転させながら ローソクなどの熱で先端をあぶります。
暖めた部分が半透明になりましたら  ラジオペンチではさんで・・・
(火の取り扱いには十分ご注意下さい)

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引き伸ばし 熱が冷めて もとの乳白色になるまでそのまま待ち、適当なところをハサミやカッターナイフで切断して使います。
切断する場所によってノズル内径が変わりますので何種類か用意しておくと便利です。

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木工ボンド水溶液を落すのに、ノズルが細いため 微調整が出来るので使いやすいです。
またスポイトの中にある泡が外に出にくいというのも良いです。

材料の固着 

ジオラマに使う材料 特に地面用素材は粒状のものが多いです。 砂、オガ屑、スポンジ粒、などを必要に応じて撒き広げ、重ね合わせて地面を表現しています。
これを互いに接着して固定する役目が木工ボンドです。
発泡スチロールや粘土などで成形した地面のベース表面に最初に貼り付ける砂やオガ屑の接着は、木工ボンド原液かまたは少し水で薄めたものを先に塗って しっかり接着します。
これが地面の表面の基礎になるものです。 この基礎になる粒の凹凸が次に撒かれる砂やオガ屑などの粒を支え、この上から掛けられる木工ボンド水溶液に流されるのを防ぎます。

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上の写真は 地面の基礎の上に撒いたオガ屑、スポンジ粒を固着するために 上からかけた 木工ボンド水溶液の状態です。

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上のようにかなり水分を含んでいても 乾きますと このようにフワっとした状態で固定されます。
木工ボンド水溶液が濃すぎる場合は、表面が堅く接着剤のツヤがでてしまうことがあります。 一度ベニヤ板などにまいて テストしてみてください。

   

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